日本でもクラフトジンが流行の兆しをみせています。
その中でも珍しい色の付いたジン「ink Gin」を飲んできたので、レビューを書いていきたいと思います。
ink Ginってどんなお酒?
ink GinはオーストラリアのHUSK Distillery(ハスク蒸留所)で造られているドライ・ジンです。
Clitoria Ternateaという蝶豆の花で深い青色を付けた、無色透明が普通のジンでは珍しいものです。
しかも、ビンの中やグラスに注いだ状態では、青い色(ink Ginがアルカリ性のため)なのですが、ジントニックのようにトニックウォーターを注いだり、レモンやライムを絞ることによって、きれいなピンク色に変化するのです。
女性と一緒にお酒を飲むときなどは、ムードがあってとっても素敵ですね。
気になる味ですが、少し甘めな印象を受けました。
といっても、甘すぎることなどはなく、口当たりが優しい印象でした。
オススメの飲み方は、間違いなくジントニックです!
インクジンでジントニックを作ってもらいました!
ボトルの中では深い青紫色です。
写真よりももっと光を透過しない印象でした。
グラスに注ぐと鮮やかな色に
トニックウォーターを加えると透明感のあるピンク色に変化する。
カクテルを作る工程も楽しめる。
ジントニック完成!
ink Ginのボタニカル
ジンはとっても自由なお酒で、ジュニパーベリーを使ってさえいればOKなようです。
その他の中に入れるハーブ・スパイス、果皮(これをボタニカルという)は自由に入れることができるので、個性的なジンを作りやすい環境であり、クラフトジンが世界的に流行っている要因でもあるでしょう。
インクジンには世界各国から集められたオーガニックなボタニカルが入っています。
- Juniper Berries (Hungary)
- Lemon Myrtle (Australia – Native)
- Clitoria Ternatea (Thailand)
- Pepper Berry (Tasmania)
- Coriander (Egypt)
- Sweet Orange (Australia)
- Cardomom (Guatamala)
- Cinnamon (Vietnam)
- Liquorice Root (Egypt)
- Elderflower (Hungary)
- Lemon peel (Australia)
- Angelica Root (Poland)
ink Ginの深い青色はClitoria Ternatea(蝶豆の花)由来の色です。
インクジンは、オーガニックな素材でできているので、この色は冷暗所で保存しないと変化してしまうようです。
注意が必要ですね。
ink Ginはどこで買える?
現在(2018年1月時点)では、Amazonや楽天などでは、販売されていないようです。
大阪の千雅さんというバーテンダーご用達の洋酒専門店で購入することができるようです。
http://youshuchiga.shop-pro.jp/?pid=126091127
まとめ
深い青色が印象的なクラフトジンのインクジンは、酸性の成分のもので割るときれいなピンクに色を変化させる摩訶不思議なお酒です。
味は、少し甘い口当たりだが、決して甘すぎるということはありません。
数百年間、ジンは無色透明なスピリッツであったが、自由度が高いお酒なので、色付きでしかも色が変化するというサプライズ付きでこれから幅を広げるのではないかと思う。
※文中に出てくる味や香りなどの評価は管理人の個人的な感想であり、全ての人が、同じように感じるとは限りません。